正しい塗装業者の選び方


新築やリフォームから約10年というタイミングで気になるのが家の劣化。

内装だけでなく外装の所々に気になる箇所が出てきませんか?

外壁のカビ汚れやコケ汚れ、黒ずみ、雨樋の劣化、塗装のひび割れなど。

放っておくと建物の老朽化や美観を損なう恐れがあります。

またカビはアレルギーの発症など健康に害を及ぼす危険も伴います。

 

気にはなるけどいつか...と後回しになりがちな外壁や屋根の補修。

家は急に倒れる事はありませんから、危機感はなかなか感じずらいものです。

 

しかし、じわじわと確実に家の劣化は進みます。

そして後回しにするほど工事費用が結果的に高くなってしまいます。

まずは、現状の劣化診断や見積り比較などから工事の必要性を確認する事をオススメします。

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とは言え、外壁や屋根の工事は頻繁に実施するものではなく、また工事金額も大きいため

簡単に決断する事は難しいですよね。

 

そこで今回は住宅塗装を扱う優良業者を見分けるコツをご紹介します。

この記事を読めば、塗装の専門知識が無くても、失敗しない業者選びができます。

1.塗装業者の種類

一概に塗装業者と言っても様々なタイプがあります。

それぞれで得意分野などの特徴が異なりますので、まずはここから把握しておきましょう。

 

ハウスメーカー

自社で住宅の建築を手掛ける企業。CMでよく目にする大手メーカーが挙げられます。

知名度の高さから、信頼感や安心感を抱く人も多く実績も豊富。

しかし、大手ゆえに塗装作業は下請け業者に依頼している傾向にあります。そのため、質のバラつきや危機管理体制の不備、中間手数料が発生するため見積金額が高くなります。

 

工務店

ハウスメーカーに比べ事業規模が小さく、地域密着型という特徴から柔軟な対応が期待できます。

地域の特性(気温や湿度など)に配慮した施工も可能。また予算の相談もしやすいです。

ただ、工務店も塗装に関しては下請け業者に任せる傾向にあるため手数料の上乗せは想定しなくてはなりません。

 

リフォーム業者

内装外構に関わらず家全般の改修を行う業者のため、会社により専門知識の偏りがあります。

外壁や屋根の塗装と一緒に内装の改修もしたいという要望にはトータルサポートを受けられるというメリットがあります。その半面、塗装の知識が浅く選ぶ材料の質や仕上がり、アフターメンテナンスには不安が残ります。

 

塗装専門業者

専門的知識が豊富で、高い技術を持つ職人が作業を行う可能性が高いといえます。

一級塗装技能士や外壁診断士など専門資格を保有した職人も多く、施工品質は期待できるでしょう。

また、自社職人で作業を行う自社施工の場合、中間手数料が発生しないため低コストが実現できるというメリットもあります。

 

2.見積もりの注意ポイント

まず前提として、見積もりは複数の業者に依頼する事をオススメします。

目安は2~3社程度。見積もりからサービスや価格、保証内容を比較しましょう。

見積もりの取りすぎは最終的に価格や営業担当で選ぶといった後で後悔する結果になりかねませんので注意が必要です。

また、見積もり提示の際には専門用語や材料など素人では分からない事を丁寧に説明してもらえるかも業者選びのポイントです。

 

必要な項目が記載されいるか

「一式」という表記の多用は手抜き工事や追加請求の恐れがあります。

具体的な数量の記載が無い場合は適正な価格か判断ができません。

 

使用する塗料のメーカーが記載されているか

塗料によって耐年数や機能が異なります。大まかな金額相場や次回の塗り替え時期の目安にもなります。

 

塗装する面積や数量が記載されているか

足場設置面積(高さ)や塗装面積は費用を決めるうえで最も重要な項目です。記載されていない場合は注意が必要です。

 

屋根や外壁の塗装が3回塗りになっているか

外壁や屋根塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本です。

塗料により2回や4回などの例外はあります。

使用するメーカーや商品名の表記と合わせて確認しましょう。

 

塗装工程や作業内容が備考欄に記載されているか

工程はより具体的に詳細を記載されていることがベストです。

 

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3.補償内容やアフターフォローを確認する

作業や材料の質も大切なポイントですが、住宅塗装は工事が完了して終わりではありません。

施工後に不具合が生じた場合や定期的なフォロー体制がしっかりしていると安心できるし、更にはまた何年後かの改修の際にも業者選びに困る事はありません。

 

塗装業者の保証制度にはいくつかの種類があります。

・自社保証

 塗装業者が独自で行う保証

 

・メーカー保証

 塗料メーカーによる保証

 

・第三者保証

 第三者機関による保証

 業者が組合に加盟している場合、万が一業者が倒産した場合でも組合が保証する制度

 

いずれの保証でも、保証内容や保証期間が異なり、免責事項もありますので契約前に充分に確認しましょう。

 

4.まとめ

今回は優良業者を選ぶ際のポイントを紹介しました。

 

まずは候補となる業者をある程度絞ったら、複数から見積もりを取る。

見積もりでは分からない点は業者に説明を仰ぐ。

 

大切なのは、自分の家がどんな状態かしっかり理解をし、どう理想に近づけてもらえるのかを見極めることです。

大手だから安心とか、専門知識を持ってるので大丈夫などといった根拠のない選び方でトラブルを招かないように注意しましょう。

 

確認することが多くて面倒だと思うかもしれませんが、住宅塗装は決して安い買い物ではありません。

そこからまた何年、何十年と生活をする大切な基盤です。

ぜひ大切な資産を守るため、後悔のない業者選びを。

 

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