【外壁塗装・屋根塗装】助成金よりお得?リフォーム費用を作る方法

そろそろ塗り替え時期。でも費用が気になる…

築10年を過ぎると、「外壁の色あせ」「屋根の汚れ」「ひび割れ」などが目立ちはじめる時期です。
多くの方が「そろそろ外壁塗装や屋根塗装をしないと…」と感じつつも、費用の負担が気になって踏み出せないのではないでしょうか。

そんなときに目にするのが「助成金で外壁塗装ができる!」という広告。
確かに、自治体によっては住宅リフォームを支援する助成制度があります。
しかし実際には――

「申請がややこしい」
「条件が厳しい」
「受付期間が短くて間に合わなかった」

という声も多いのが現実です。

この記事では、助成金の落とし穴と、もっと賢くリフォーム資金を準備する方法として注目されている「住宅ローン借り換えでのリフォーム費用上乗せ」について、わかりやすく解説します。

外壁塗装・屋根塗装に使える「助成金」ってどんなもの?

外壁塗装や屋根塗装に利用できる助成金(補助金)は、主に自治体が行っている住宅リフォーム支援制度です。
目的は地域経済の活性化や、地元業者の支援、住宅の長寿命化など。

代表的な助成金の種類

助成金の名称対象内容支給額の目安
住宅リフォーム助成金外壁・屋根・内装・耐震改修など工事費の5〜10%程度(上限10〜20万円)
省エネリフォーム補助金高断熱塗料や遮熱塗料などの使用上限10万円前後
子育て世帯・高齢者対応リフォーム補助金バリアフリーや安全対策を含む塗装工事費の一部

一見すると魅力的ですが、ここに落とし穴があります。

実は大変!助成金申請の「落とし穴」

① 申請書類が多くて複雑

申請には次のような書類が必要です。(一例)

  • 工事見積書
  • 施工業者の登録証明
  • 工事前後の写真
  • 登記簿謄本や住民票
  • 印鑑証明・振込口座の証明

これらを工事前に揃えて提出しなければならず、書類不備があると受理されません。
しかも、提出先は「市役所」「区役所」「建設課」など自治体によって異なります。

② 受付期間が短く、すぐ締め切られる

助成金は年度予算が限られているため、申請が集中すると受付が早期終了してしまうケースも。
「知ったときにはもう締め切り」なんてことも少なくありません。

③ 対象業者や工事内容に制限あり

多くの自治体では「地元業者での施工が条件」「指定塗料のみ対象」など、制約が多くあります。
そのため、「信頼できる業者に頼みたいけど、助成対象外だった」というケースもよくあります。

④ 交付まで時間がかかる

申請しても、実際にお金が振り込まれるのは数カ月後
その間は自己資金で立て替える必要があります。

助成金より現実的!「住宅ローン借り換え」でリフォーム費用をつくる方法

「助成金の手続きが大変そう…」「すぐに塗装したいのに間に合わない…」
そんな方におすすめなのが、住宅ローンの借り換えと同時にリフォーム費用を上乗せする方法です。

● 住宅ローン借り換えとは?

現在利用中の住宅ローンを、金利の低い金融機関へ切り替えることで、返済総額を減らす仕組みです。
そして借り換えの際に、外壁塗装や屋根塗装などのリフォーム費用を追加で借りることができます。

● 借り換え+リフォーム費用の仕組み(イメージ)

項目現在のローン借り換え後
残高2,000万円2,000万円
金利年1.8%年0.8%
返済期間残20年残20年+リフォーム分
リフォーム費用+200万円
総返済額約2,238万円約2,172万円(−66万円)+リフォーム実施

※金利・条件は一例です。

つまり、金利を下げることで生まれる「浮いたお金」でリフォーム資金を作るイメージです。

なぜ「借り換え+リフォーム」が賢いのか?

① 手続きがシンプル

助成金のように細かい書類提出や審査基準がなく、住宅ローンの手続き内で完結します。
銀行や金融機関が代行してくれるため、面倒な申請作業が不要です。

② 金利が安く、支払い負担が少ない

リフォームローン(単体)よりも住宅ローンのほうが圧倒的に低金利です。
そのため、外壁塗装・屋根塗装のような100〜200万円規模の工事でも、
月々数千円の上乗せで実現できる場合があります。

③ タイミングを逃さない

助成金は申請時期や自治体の都合に左右されますが、借り換えは自分のタイミングでできるのが強み。
「色あせが目立ってきた」「コーキング(目地)が割れてきた」と感じた今がベストです。

④ 住宅の価値を保ち、将来の売却にも有利

外壁や屋根の劣化を放置すると、内部の木材や断熱材まで傷むリスクがあります。
今のうちに塗装しておくことが、結果的に資産価値を守ることにつながります。

実際の施工費用と相場の目安

工事内容面積の目安費用相場(当社)
外壁塗装(人気のラジカル制御塗料)40坪69〜90万円
屋根塗装(遮熱無機塗料)40坪30〜48万円
外壁+屋根セット40坪100〜170万円

※建物の状態・塗料の種類によって変動します。

もし借り換えで200万円上乗せしたとしても、
月々の返済額が数千円〜1万円程度の差で済むケースが多くあります。

実際に借り換えでリフォーム資金を作ったご家庭の例

A様(築13年・50代ご夫婦)

外壁と屋根の塗装を検討するも、見積りが130万円。
助成金を調べたが、申請が複雑で断念。

金利1.5%→0.7%への借り換えを行い、リフォーム費用を上乗せ。

結果:返済期間は同じままで、毎月の支払いは+5,000円だけ。
「手続きが簡単で、思い立ったタイミングでできてよかった」との声も。

まとめ:助成金に頼らず、賢く資金を作って住まいを守りましょう

比較項目助成金借り換え+リフォーム
手続きの手間多い(書類・申請あり)少ない(金融機関で完結)
対象条件限定的(自治体指定)自由度が高い
タイミング期間限定いつでも可能
支給額5〜20万円程度数百万円まで可能
即効性遅い(交付まで数カ月)すぐに実行可能

助成金は「もらえたらラッキー」程度に考え、
実際には住宅ローン借り換えで計画的にリフォーム資金を確保するのが現実的で賢い選択です。

リフォームについて悩みが解決した夫婦のイラスト

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外壁や屋根は、劣化が進むほど修繕費用が高くなる場所です。
「まだ大丈夫」と放っておくより、今のうちに点検・見積りをしておくことで無駄な出費を防げます。

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