お肌の老化は気にするのに、外壁の老化は見て見ぬふりをしていました
今日は少し趣向を変えて、広報スタッフの個人的な視点から書いてみます。
いつものコラムとは違いますが、共感いただけることが多いのではないかなと思いますのでお付き合いください。

広報ちこ
信州ワークスの広報として、ホームページ更新・SNS運用を担当。子供2人(中高生)の母。
築17年戸建て住宅はそろそろメンテナンス適齢期となりました。いよいよ自分事だと思ってマイホームの外装について学ぶ日々です。
突然ですがわたし、鏡を見るたびに、ため息をつくことが増えました。
シミ、ほうれい線、小じわ。気になり始めると、もう止まりません。きっと同世代の女性なら一度は気になるこんなこと。
「あれ、ほうれい線が前より深い気がする…」
「このシミ、去年よりちょっと濃くなっている・・・」
「最近髪のハリ艶がなくなった・・・?」
と、一度気になったポイントを何度も確認してしまう。分かっていても、ついやってしまうんですよね、あの無限ループ。
そんな私事から始まって恐縮ですが、実はこの「気になり始めると止まらない」感覚、最近まったく別の場所でも味わうようになりました。

これって職業病でしょうか?
広報の仕事をしていると、外壁塗装や屋根修繕に関する情報に日常的に触れることになります。最初は業務知識のつもりで日々勉強だったのですが、気づけば妙な癖がついていました。
通勤中や買い物中、車を運転していると、無意識に周りの家の外壁や屋根に目がいくように。
「あ、あのお宅、そろそろ外壁が傷んできてるな」 「あの屋根、コケがだいぶ目立ってきたな」 「あのお宅の目地のシーリング、黒ずんでてちょっと心配だな」
赤の他人の家なのに、勝手に診断してしまう。信号待ちのたびについチェックしてしまっている自分に気が付きました。

じゃあ、自分の家はどうなんだろう
他人の家をつい見てしまうという習慣に気づいたときに、ふと思いました。
「そういえば、うちの外壁って、いつからこの状態だっけ」と。
我が家は築17年。特別大きなトラブルもなく、これまで過ごしてきました。でも、いざ自分の家を見てみたら…正直、ちょっとひやっとしました。※リアル我が家の写真です
まず気づいたのが、換気口まわりの黒ずみ汚れ。ずっと視界には入っていたはずなのに、「まあこんなものか」とスルーしていた場所です。これ、お肌で言うと毛穴の黒ずみみたいなものだなと、妙に納得してしまいました。

次に気づいたのが、玄関タイル。ここも毎日必ず通る場所なのにしっかりと確認する機会がありませんでした。
でも改めて目視すると、明らかに不自然。目地から下地のセメントが流れ出ていたり、隙間ができている箇所があって、「あ、これ放っておいていいやつじゃないな」と、ようやく気づいた次第です。

そして極めつけが、目地の陥没。これを見つけた瞬間は、さすがに声が出ました。「え、うち、こんなことになってたの?」と。毎日出入りしている玄関先なのに、まったく気づいていなかったんです。

他人の家には妙に厳しい目を向けていたくせに、自分の家にはとことん甘かった。
これはもう、完全に自分自身への戒めでした。
新しいお宅と、無意識に比べてしまう自分がいた
最近ご近所に新しいお宅が建ちました。オシャレなレンガ調の外壁、艶のある屋根。整備された外構。
前を通るたびに、「わあ、きれいだな」と素直に思う反面、心のどこかで自分の家と比べてしまっている自分に気づきました。
別に張り合うつもりなんてまったくないのに、なぜか無意識に比較してしまう。これ、お肌にもよくありませんか。久しぶりに会った友人の肌がきれいだと、「私はどうだろう」とつい鏡を見返したくなる、あの感覚です。
来客の予定が入ると、部屋の中はあれこれ片付けるのに、玄関先の外壁のことは考えもしませんでした。家の中の"身だしなみ"は整えるのに、家の"顔"にあたる外壁は、ずっとノーケア。よくよく考えると、少し不思議なことをしていたなと思います。
お肌のケアと、家のケアは似ている
シミが気になったら美白美容液を試し、ほうれい線が気になったらマッサージを始め、小じわが気になったら保湿を念入りにする。私たちは、お肌の変化には敏感で、気づいたらすぐに何かしらのアクションを起こしますよね。
でも、家の外壁や屋根に対しては、なぜか同じようには反応しません。理由は単純で、外壁は「痛くもかゆくもない」からだと思います。
シミやほうれい線は、鏡を見るたびに視覚的に主張してきます。でも外壁の劣化は、生活していて痛みを感じるわけでも、不便が生じるわけでもありません。だからこそ、「まあ、まだ大丈夫だろう」とつい後回しにしてしまう。これは私自身がまさにそうでした。
でも、劣化は待ってくれません。お肌と同じで、外壁も屋根も、気づかないうちに少しずつ進行していきます。そして厄介なことに、気づいたときには、思っていたより進んでいることが多いんです。換気口の黒ずみも、玄関タイルの浮きも、目地の陥没も、きっと去年、いや一昨年くらいから、少しずつ始まっていたはずです。ただ私が、見て見ぬふりをしていただけで。
考えてみれば、シミもほうれい線も小じわも、ある日突然できるものではありませんよね。紫外線を浴び続けた蓄積、表情を繰り返した蓄積、乾燥を放置した蓄積。今目に見えているものは、これまでの「気づかなかった時間」の結果です。外壁も屋根も、まったく同じ構造をしています。雨風、紫外線、気温差。毎日少しずつダメージを受けながら、それでも黙って家を守り続けてくれている。文句も言わず、痛いとも言わず。だからこそ、こちらから気にかけてあげないと、誰も教えてくれないんですよね。
気になり始めたら、止まらない
お肌のことも、外壁のことも、一度気になり始めると、もうそこばかり目についてしまう。あの無限ループ、本当によく似ていると思いませんか。
鏡を見るたびにほうれい線が気になるように、玄関を出入りするたびにタイルの浮きが気になる。洗面所で肌のくすみが気になるように、換気口の黒ずみがちらついて仕方ない。一度スイッチが入ってしまうと、意識しないようにしようと思っても、無理なんですよね。
だったら、いっそのこと。気になったこのタイミングこそ、ちゃんと向き合うチャンスなんじゃないかと、最近は思うようになりました。
美容も、気になったときにすぐケアを始めた方が、後々の変化が少なく済みます。家も、きっと同じです。気づいたときが、一番負担の少ないタイミング。逆に「まだ大丈夫」と先延ばしにすればするほど、後から必要になるケアは大がかりになってしまいます。
まずは、今の状態を知ることから
美容も、いきなり施術を予約するわけではなく、まずはカウンセリングや肌診断から始めますよね。今の自分の肌の状態を知って、そこから何が必要かを考える。
家のことも、きっと同じ順番でいいんだと思います。いきなり「工事をお願いします」ではなく、まずは「うちの外壁、今どんな状態なんだろう」と知ることから始めればいい。
正直に言うと、私自身、換気口の黒ずみと玄関タイルの浮き、目地の陥没に気づいてから、そわそわが止まりません。あの無限ループに、完全に入ってしまいました。夜、ふとした瞬間に「あの目地、大丈夫かな」と思い出してしまうくらいです。なので今度こそ、ちゃんと専門の人に見てもらおうと思っています。
考えてみれば、シミやほうれい線も、気づいた瞬間はちょっと憂鬱になりますが、それは同時に「これからケアできる」という前向きなサインでもあります。気づけたということは、まだ間に合うタイミングだということ。むしろ、気づかないまま何年も放置してしまう方が、後になって困ることが多いのかもしれません。
もし今この記事を読んで、「あ、うちも…」と少しでも心当たりがあった方は、それはきっと、家があなたに送っている小さなサインです。無視せず、ちょっとだけ耳を傾けてあげてください。
相談したからといって、すぐに工事を勧められるわけではありません。美容のカウンセリングと同じように、まずは「今の状態を知る」ことから、気軽に一緒に始めてみませんか。あの無限ループを、不安のままで終わらせず、次の一歩につなげていけたらと思っています。

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